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【南スペイン旅行記】花に彩られた古都コルドバ⑤

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mujico
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2024年9月からイギリス、ロンドンの大学院に進学中のmujicoです

今回は、2024年の12月、大学の冬休みを使って南スペインを旅したので、その時についてお話ししようと思います。今回の記事はパート4です!

前回の記事はこちら

南スペイン旅行記 6日目

コルドバ 2日目

前日の夜にコルドバについて、夜の景色を楽しみましたが、2日目は朝から行動を開始!

というのも、コルドバ一番の観光地である、世界遺産「メスキータ」は、早朝すぐ(8時半〜9時半)に入ると無料で見れるとのこと!

ということで、朝早起きをして、早速向かうことに

8時過ぎになると、建物の入り口付近には、開場を待つ人たちがちょこちょこ見えると思います。

それを目印に待っておきましょう。ちなみに入るためのドアはいつくかありますが、基本的にどこからでも入場は可能なようです。(出口が1箇所だけあるので注意)

しかし、行った当日はどうやら「宗教イベント」がある特別な日らしく、残念ながら無料対象外の日でした。
(周りの人も知らなさそうだったので、行ってみないとわからないかも…)

とは言っても、さすがにこの機会は逃したくないと思い、ひとまず通常料金で入場することになりました。

イスラムとキリスト教の共演 メスキータ

メスキータは、イスラム教の「モスク」を指す言葉で、もともとはモスクが建てられていました。

建設当時は、イスラム帝国が主権を握っており、その際に建てられた後、イスラム・キリスト教の様々な影響を受け、現在は教会として登録されているようです。

私個人的には、人生で見た中で、最も美しい宗教建築物でした

室内は、アーチ状の柱に彩られた独特な空間から始まります。入り口の部分は最初期に作られた建築物で、赤色の差し色と、シックな色使いが荘厳な雰囲気を醸し出しています。

そこから、さらに中に入ると、同じデザインが続くのですが、途中からは時代が変わり、別の時代になっても同じデザインで拡張され続けてきたことがわかります。そして、ところどこにある、キリスト教スタイルの教会のデザイン。

全く違うものなのにも関わらず、この建物の中では見事に融合しており、非常に見応えがありました。

私が、一番好きだったのが、この建物の真ん中にあるキリスト式の教会です。

とても豪華絢爛で、キリストの教会らしい雰囲気なのですが、どこか、他の教会と違うような雰囲気も感じます。

荘厳なモスクの中に突然現れる豪華絢爛な建物。それは二つの宗教が折り重なってできたメスキータだからこその、特別な世界観とも言えました。

あまり期待していたわけではなかったのですが、図らずも素晴らしい建築と出会うことができ、本当に嬉しかったです。

さらに、嬉しいことに、宗教イベントのための準備として、オーケストラの方々がリハーサルをしていました。

この素晴らしい建築の中で、オーケストラの音楽が聴けるなんて…!リハとはいえ、オーケストラと声楽の方々の音が響き渡る施設内は、本当に幻想的な雰囲気で、忘れられない経験になりました!

地元に愛されるパン屋さん Patisseries Roldán

メスキータを後にした私たちは、腹ごしらえのために、近くの地元で有名なパン屋さんへ向かいました。

https://maps.app.goo.gl/8mw1VtTMXMFasVak7

室内は、かなり賑わっており、地元の方がほとんど。私たちは、周りの人がどんなものを食べているのかを、観察しながら、美味しそうなものを探しました。私たちは、ピザのようなものを注文。

こちらのお店は、チェーン店のようで、コルドバ市内にいくつかあるようです。お値段もお安く、様々なメニューが楽しめそう!ケーキも売っており、そちらも美味しそうでした…!

その後、私たちは市内へショッピングへ行くことにしました!

私たちの旅行も終盤に差し掛かっており、そろそろお土産を買わなければいけないタイミングだったので、いろんなお店に入ってみました!

たくさんの茶葉に圧倒されるお茶屋さん Mandrágora Café, Té y Chocolate

こちらは、お茶屋さん。

南スペインに来て驚くのは、「お茶文化がとても浸透している」ということです。イスラム文化の影響も受けているので、西欧のお茶だけではなく、イスラム圏、さらには東洋のお茶もたくさんあり、カフェに行ってもお茶の種類に驚かされます。

こちらの、お店もたまたま可愛い外観で、足を踏み入れてみたら、お茶の数に圧倒されました。

https://maps.app.goo.gl/TbPVbes6YLAJ7wAP6

こちらは、お茶っ葉をグラム売りしているところで、50gと少量からでも購入が可能です。

私は、スペイン語でハーブティの意味合いがある「infusion」のレモネード味を買ってみました!とんでもなくいい匂いがします…

お店の方に、欲しい茶葉をお伝えすると、中身を見せてくれて、匂いなどの確認ができます。そして、分量をお伝えすると、その場で、茶葉を袋に入れてくれます。

可愛いパッケージだし、お値段も3ユーロ(50g)〜でお安いので、お土産などにも最適!

市場で昼食を ビクトリア市場

色々と買い物をした後、私たちは昼食を食べに、市場へ向かいました。

https://maps.app.goo.gl/we1jVVB6KEKbGTXG9

こちらは、コルドバで一番大きな市場である、ビクトリア市場。市場という名前なのですが、実際は、フードコートのような店内で、いろんなお店のご飯を買って、席で食べることができます。

私たちは、パエリアと、フルーツジュースを注文!いろんなお店を見ながら、好きなものを頼めるので、ちょこちょこ楽しめるのがいいですね。

市内をぶらぶらと、そして花溢れるパティオへ

その後は、あてもなくぶらぶらと街を観光しました。幸いにも、お天気は晴天。12月とは思えない程に晴れています。

コルドバ初日に行った、メスキータが見える橋も、日中に見るとまた違う顔をしていて、面白いです。

あまり時間がなかったのですが、友人が見たいと話していた、コルドバ名物「パティオ」に行くことにしました。
パティオとは、スペイン語で「中庭」のことで、このコルドバでは、ご家庭の中庭に色とりどりの花を飾っています。個人のお宅訪問のような形で、パティオをみることができるのです。

実は春には、このパティオが一斉に解放されるパティオ祭りがあり、コルドバは人で溢れかえるとか。

冬は、正直見れるパティオが少ないのですが、いくつか解放されているところがあり、そちらを市内の観光案内所で聞いて、向かってみました。

パティオの中に入ると、ガイドの方の案内が始まります。丁寧な説明と、さらになぜか飲み物+お菓子も配られました。なんて大盤振る舞い。飲み物は、どうやらアルコールらしく、私はあまり飲めなかったです(泣)

でも、素敵な中庭を、ガイドの方とお菓子をいただきつつみれるなんて、贅沢の極み!

こんな感じで、コルドバを楽しみつつ、この日は、夕方から夜にかけて電車に乗って、マラガへ戻りました。

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