
普段、IT企業でSEとして働いている、mujicoといいます。
私は、新卒からずっとIT企業でシステムに関連する仕事をずっとしてきましたが、2022年心機一転「キャリアコンサルタント」の国家資格を取得しました。
そんなSEの私が、キャリコンを取得した体験について、取得してどんないいことがあったのかなどを含めながらまとめたいと思います。
私自身、資格取得を決める際、たくさんの体験談を読んで参考にしたので、興味のある方に「実際どうだったのか」というのを詳しくお伝えできればと思います。
そもそもキャリアコンサルタントってなに?
「キャリアコンサルタント(略称:キャリコン)」って言葉、みなさんどれぐらい聞いたことありますか?
正直なところ、聞いたことあるという人の方が少ないかもしれません…
私も実際にキャリコンを取得しよう!と思い立ったあと、友達に話をしたのですが、多くの場合は「そんな資格あるんだね〜」という反応でした。
それほど、あまり世に知られていない資格だと思います。しかし、個人的にはとても魅力のある資格だと思っています。
改めてですが、キャリアコンサルタントは以下のように定義されています。
キャリアコンサルティングとは「労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと」、それを行う人を「キャリアコンサルタント」と呼ぶ。
例えば、一番イメージしやすいのが、大学のキャリアセンターにいる人!
みなさんも大学時代、一度はお世話になったという方も多いのではないでしょうか?
それ以外にも、企業の人事の人や、ハローワークにいる人など、「人の職業に関連することに対する支援を行っている人」がキャリコンです。
この「キャリアコンサルタント」という名称は、国家資格「キャリアコンサルタント」を取得しなければ名乗ることはできません。名称独占資格というカテゴリーに属しており、きちんとしたトレーニングや試験を合格したものだけが名乗れる名称なのです。
なぜキャリコンを取ったのか?
この資格を、なぜあまり職業的に関係の薄いSEの私が取得したのかというと、

純粋に興味があったから!
…と言ってしまえば、話はそこまでなのですが、実際には、社会人になってキャリアについて考えることが多くなったからというのが一番の理由です。
私は、実は大学時代「キャリア学」を専攻しており、もともとキャリアコンサルタントに関連する知識がある程度ありました。
大学時代に学んでいた時も面白かったのですが、社会人になってからこの学問の魅力をより感じるようになったな〜と思います。
多くの人は、生活の軸を”職業生活”においています。その中で、自分がどのようにキャリアを築いていくか、どんな強みを仕事に活かせるのか、どのように能力開発をしていくべきなのか、そういうことを考えることは非常に重要です。
さらに、近年チームのリーダーをすることになり、他のメンバーの育成についてもよく考えるようになりました。
その際に、「大学で学んできたことを、もう一度学んだら今の仕事に活かせるかも?」と思い始めました。
さらに、学ぶのであればいっそのこと資格も取っちゃおう!と思い始めたのがきっかけです。
どうやってキャリコンになるの?
先ほどお伝えした通り、キャリアコンサルタントになるには、いくつかのプロセスがあります。
- その1受験資格の取得
- その2国家試験の受験
- その3合格後、キャリコンとして登録
まず、試験を受けるためには、3つの受験資格のうち1つに当てはまる必要があります。
- 養成講座受講
- キャリコンに関する業務、実務経験3年以上
- 国家検定合格
ただし、一番最後の国家検定はほとんど実施している方はいなく(0.05%程度)、多くの場合は養成講座を受講しているようです。
私も業務経験がなかったので、養成講座を受講しました。
講座はものにもよるのですが、3ヶ月から5ヶ月ほどのコースになっています。講座を無事に修了すると、晴れて受験資格を得ることができます。
そして、その後、国家試験を受けます。この試験は筆記と実技があり、両方ともに合格すると資格が授与され、正式に「キャリアコンサルタント」になることができます!
実際どうだった? mujicoの体験談
では、自分の場合、実際どうだったのかを1問1答形式でお伝えします。
- Q資格取得までどれぐらいかかった?
- A
準備期間も含めて1年かかりました!
具体的にはこんな感じでした!
資格取得まで- 2021/12講座受講を決意
いくつかの講座の説明会に行ったり、個別相談などに行き、自分が最適な講座を絞り込んでいきました。
- 2022/2講座決定・申し込み
給付金の申請をする方はハローワークに行く必要があります
- 2023/3養成講座スタート
週に1回、土曜日まるまるを使って毎週勉強していました!
- 2023/7養成講座修了
かなり大変でしたが無事に修了することができました。
- 2023/11国家試験受験
- 2023/12合格通知を受け取る
講座を含めるとかなり時間がかかるため、もし資格取得を考えている方は、早めに検討を進めた方がよいと思います。
- Q費用はどのぐらいかかった?
- A
給付金を使いながらトータル15万円ほどでした!
かかる費用については以下のようなものがあります。
- 講座受講費用
- 試験受験費用
- その他 試験対策にかかる費用
このうち、講座受講に関しては、実は給付金があります。
「専門実践教育訓練給付金」という制度で、受講前にきちんと手続きをすれば、きちんと修了すれば50%返ってきます。さらに、試験を1発で合格できれば、さらに20%返ってくるという太っ腹な仕様です。
私はこれを利用して、費用を抑えながら無事にキャリコンの資格を取得することができました。
使って損はない国の支援制度なので、自分が給付金に該当するかどうかは必ず確認した方がいいと思います!
専門実践教育訓練給付金に関するよくあるご質問
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077164.html
- Q実際取得してみてよかったことは?
- A
まず、キャリコンの勉強がすごい楽しかった!さらに、副業につながりました
私は、冒頭話した通り、大学時代「キャリア学」を専攻していて、ある程度の知識がある状態で講座での勉強を始めました。
知っていることがある程度あるのがよかったのかもしれませんが、講座で学ぶキャリア心理学やカウンセリングの理論は、話を聞いていてとても面白かったです!さらに、講座では実技の練習もあり、実際に受講生同士でカウンセリングを行う機会もあります。その際は、いろんな方のお話を聞けたり、逆に他の人のカウンセリングスキルを見れたりしたのも、勉強になりました。
人の話を聞くということを、ここまで体系的に学ぶことがなかったので新鮮でしたし、正直これは、どんな人でも学びになるのでは…!と思いました。特に私のようにリーダーやマネージャーをしている人にはぜひ勉強してほしい内容かなと思います。
私的には、面白い知識をたくさん得ることができて、勉強するのがとても楽しかったです!そして、もう一つ。私はSEとしてではなく、現在キャリコンとして副業もしています。
この副業を見つけられたのも、自分が「キャリコンの資格を持っている」という点を、企業の方に評価いただいたからです。もともと、いつかキャリコンとして仕事ができたら嬉しいな、と思っていたのですが、1年ほどで副業につながりとても嬉しかったです。これも、資格の力だと思います。
この副業については、別の記事でお話ししようと思います。
終わりに
私も資格を取得して1年ほどになりますが、学んだ内容をもとに副業ができたり、さらにキャリア学を大学院で留学して学ぼうと思っていたり、大きな変化がありました。
キャリコンの資格は、給付金などを活用すれば比較的お手頃に取得できますし、学習する内容も、いろんな人に必要な情報がたくさん含まれています。
もし興味のある方は、ぜひ取得を検討してみてください!
何か質問などがありましたら、コメント欄よりお気軽にご相談ください。
コメント