イギリス大学院準備

イギリス大学院のオファーを1年延長しました

イギリス大学院準備
mujico
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イギリス大学院に進学予定のmujicoです。今回は、自分が大学院のオファー(合格)を1年延期した時の話をしようと思います

Manchester大学の合格を1年延期しました

イギリス大学院から合格(Offer letter)をもらった際に、1年間入学時期を延期させることが可能です
これを「Deferral」と呼びます。

私もManchester大学より2023/2024年のオファーをもらっていたのですが、さまざまな理由から1年延期をし、2024/2025の入学に変更しました。

この時の体験について、お話しようと思います。

なぜオファーを延期(Deferral)したのか

2022年、私は5つの大学に出願しました。そして、その中で合格をもらったのは、Manchester大学、1つだけでした…
この時の内容については、以下の記事に詳しく書いているのですが、率直に言えば、「不完全燃焼で、もう一度トライしたかったから」が理由です。

もちろん大学からオファーをもらったのは嬉しかったのですが、どちらかというと悔しさの方が大きかったです。このままManchester大学に進むと、自分が頑張り切れなかったとのちのち後悔するのでは…と思いました。

そして、改めてしっかり考え抜いた上で、大学院に出願しなおしたいと考え始めたのです。
そこで知ったのが、入学の延長が可能なDeferral Requestです。

Deferral Requestとは

イギリス大学院では、合格したもの何らかの事情で入学を遅らせたい場合、「Deferral Request」が可能です。

例えば、Manchester大学の場合、以下のようなページがあります。

Most Manchester degree programmes are happy to accept applications from students who wish to defer their entry at university by one year.

We particularly appreciate students who have positive plans for a gap year – such as to gain relevant work experience or improve language skills.

We advise students to check with the appropriate academic School prior to making any application (or as soon as they have decided that this is what they wish to do), in order to find out about this increasingly popular option.

https://www.manchester.ac.uk/study/undergraduate/parents-supporters/gap-years-deferred-entry/

ここでは、「多くのプログラムで1年の入学延期が認められている。」と記載があります。

もちろん、学部によっては、延期が難しい場合もあるので、大学や学部側に問い合わせが必要かと思いますが、専用のページがあるぐらいよくある手段だということです。
実際、defer自体は、多くの大学で認められています。

Deferral Requestのやり方

Manchester大学での入学延期について、Web上には「認められている」と記載があったものの、本当に受け入れられるかが心配だったので、一度大学側にメールをしてみました。
すると「まずはオファーを受領し、デポジットを払ってからdeferのリクエストをすればOKだよ!」と返ってきました。

そのメールを受けて準備を始めました。私が対応した流れとしては以下の通りです。

Manchester大学のDeferralの流れ
  • 2023/4
    Manchester大学よりUnconditional Offerオファーを受ける

    この際に、メールにて大学側に入学延期について質問しました

  • 2023/5
    オファーを受領、デポジットの支払い

    £1000 を支払いました

  • 2023/6
    Deferral Requestをエージェント経由で依頼

    エージェント経由で、大学側へ依頼をお願いしました

  • 2023/7
    Deferが認められる

    Deferが認められたというメールが返ってきました

上記のように、だいたい1ヶ月ごとにプロセスを進めていきました。

Deferralは、リクエストした結果、認めらないというケースもあるので、もし検討されるようでしたら早めにリクエストを出しておくと安心かなと思います。

Deferしたオファーはいつ来るのか?

先ほど書いた通り、Deferが認められ、私の入学タイミングは、2023/24から2024/25に変更されました。

そして、先日12月の始めに、この24/25のオファーの連絡が返ってきました。
Deferが認められてから5ヶ月後のタイミングです。いつぐらいになるかは大学次第かと思いますが、もし検討されている方がいれば参考にしていただければ幸いです。

そして、そのオファーは… Conditional Offerになってました(笑)

IELTSもう一回頑張ってねという意味だと理解したので、また頑張りたいと思います。

Deferして、どうだった?

1年延期するというのは、大きな決断でしたが、実際に「やってよかった!」と実感しています。
あの時、Manchester大学にそのまま進学していたら、後悔してしまったかもしれません。

2023年も出願準備をすることになり、昨年の教訓を胸に抱きながらも、準備をしていました。
結局てんやわんやしてしまいましたが、それでも2022年よりも自分の中で納得する形で学部も選ぶことができましたし、出願資料もしっかり作ることができました。

さらに、1年延期したことで資金的にも余裕ができました。現在円安で、かなり留学にお金がかかる状態にはなってしまいましたが、そこに向けての貯金ができたのも大きいです。
もし、入学延期を検討されている方がいたら、使える制度はきちんと使って、自分が納得できる形で準備することをおすすめします。

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