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【南スペイン旅行記】魔法の景色と美味しい料理、グラナダ②

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mujico
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2024年9月からイギリス、ロンドンの大学院に進学中のmujicoです

今回は、2024年の12月、大学の冬休みを使って南スペインを旅したので、その時についてお話ししようと思います。今回の記事はパート2です!

前回の記事はこちら

南スペイン旅行記 3日目

マラガからグラナダへ

マラガからバスでグラナダへ

3日目の早朝、マラガからバスに乗ってグラナダに行きました。

マラガのバス乗り場は、マラガ・マリア・サンブラーノ駅の反対側にあります。トイレや小さい売店などもあったので、安心。当日窓口でチケットも買えるようですが、私たちはネットで予約しました。13ユーロぐらいだったと思います。

Alsaというバス会社のバスにのってグラナダへ。バスの座席は、日本のバスと比べてもかなり小さめだったので、男性だとちょっときついかも?と思いました。

3日目

グラナダのバスターミナルに到着後、さらに市内へはバスに乗って向かいます。

マラガとは異なり、グラナダはまさに秋という感じでした。山沿いの街なので、朝だと肌寒い感じ。中心街には、銀杏の木が並んでいて、見事に紅葉していました。街を歩いている人たちの服装も、より冬な感じで、また違う雰囲気を感じてワクワクしました。

今回泊まったホテルは、こちらです。

Hotel Posada Del Toro
https://maps.app.goo.gl/HzPUyxBpDThUz2Ym7

本当に観光の中心地に位置していて、とても便利な立地です。目の前は、イスラムの雰囲気を感じるお土産屋さん街のカルデレリア・ヌエバ通りで、一歩道を出れば、大通りに出れます。

ホテルも、中庭がありすごく可愛い雰囲気。スタッフの方も優しく、とてもコスパのいいホテルでした。ただし、ホテルのWifiが弱かったことが残念…部屋の場所もあったかもしれませんが、Wifiがついたりつかなかったりしました。

まずは到着後、チェックインして荷物を置いて、外に向かいました。

サン・アグスティン市場
https://maps.app.goo.gl/sdbXUuQ8AgxTUCMu5

到着したのは、ちょうどお昼ごろだったので、ひとまずお昼、ということで、こちらの市場に足を運びました。

市場の中にはたくさんのお店が軒を構えており、どこに入ろうとワタワタしていると、近くのお店のお兄さんが声をかけてくれました。なんでも、魚屋さんで鮮魚を買って、となりのお兄さんお店に持って行くと、捌いて料理してくれるとのこと。

かなり魅力的な提案でしたが、私たちはひとまず「肉が食べたい…」ということで、魚ではなく、お肉を選択し、その隣にあったお店に入ることに。(お店の名前を失念しました…)お魚を捌いてくれるおみせはこちらの画像のお店です。

こちらでは、生ハムとチーズのセット+トマトの乗ったブレッドをいただきました。

最初に注文する際に、生ハムとチーズのセットをスタッフの方に頼んだら、「トマト?」とだけ言われて、なにも知らずに「YES」と回答したら、こちらが出てきました。

しかし、このトマトの乗ったブレッド、おいしすぎて大正解!!生ハムを乗っけても美味しいし、チーズと一緒に食べても最高です。スタッフの方に大感謝。

さらに、ここでモスト(mosto)という飲み物にも出会います。

こちらは、ブドウジューズのことで、スタッフの方は「Non-Alcohole wine」と言っていました。味は、ブドウ酢と言った感じで、さっぱりとしたブドウ味で私はとても好きな味でした。

私も友人もそこまでお酒が強くないので、旅行中はモストばっかり飲んでいました。ちなみにモストで検索をすると、基本赤ワインベースなものがよく出てきますが、私たちが旅行中に見たのは白ワインベースのものばかりでした。今度は、ブドウジュースっぽいのも飲んでみたいな〜

アルバイシン(旧市街)

お昼ご飯を済ませて、観光に行きました。

先ほどお話ししたカルデレリア・ヌエバ通りを抜けると、アルバイシンという、グラナダの旧市街、アルバイシンに出ます。この旧市街の雰囲気は、本当に素敵でした!

白い壁に、細くて入り組んだ道。まるで映画の世界に迷い込んだような雰囲気で、本当にワクワクしました。この地区は、アルハンブラ宮殿も含めて世界遺産に登録されており、それも納得の美しさ。

オフシーズンだったからか、そこまで人も多くなく、ゆっくりいろんな道に迷い込むことができました。日中であれば、治安もまったく気にならなかったです。

そんな中、たまたま、道を通っていたら、見つけたのがこの場所

ラ・ロナ展望台
https://maps.app.goo.gl/hzHUfz2n8hBWuqr67

このような自然な展望台がたくさん見つかるのが、このアルバイシンの魅力でもあります。街自体は大きな丘の上に作られており、細い道をずっと歩いていくと、突然道がひらけて、その丘の全貌が見れたりします。

ここからは、市内の街が一望できました。やはり、グラナダはマラガとは異なり、高めのビルなどはなく、より昔の雰囲気を残している街だなと思いました。

この道を抜けて、私たちはアルバイシンの歴史的な建築物を見に行きました。

アルバイシンの歴史建築物群
Palacio de Dar al-Horra
https://maps.app.goo.gl/5rfTgfh93WFHCmJf7
すいません、なぜか外観は斜めで撮った写真しかありませんでした…

こちらは、15世紀に建てられた宮殿。アルバイシンには、このような歴史的建造物が、たくさんあり、その建物をセットで見れる券が売られています。私たちが訪れたこちらの宮殿では、4箇所見に行けるセット券が売られており、そちらを7ユーロほどで購入。

宮殿は、小さめでしたが、中庭もあり3階建で、一番上の階の窓からはアルハンブラ宮殿が見えました。丘の上にあり、少しアクセスが悪いのですが、個人的に行った施設の3つの中では一番好きな場所でした。

ちなみに写真は、窓から見えるアルハンブラ宮殿の景色です。木が邪魔をしていますが、綺麗

こちら以外に訪問した建築はこちら

El Bañuelo 
https://maps.app.goo.gl/QqGs8nQPdtatTXTT7

昔のお風呂場のようでした。天井に空いてるホシの穴が可愛い

El Maristán de Granada
https://maps.app.goo.gl/tfCkGQVBLUXgLMKB9

昔の病院のようでした。建物があるというより、小さな博物館がある感じ

香水の博物館とお店 Patio de los Perfumes
https://maps.app.goo.gl/ioffnKyRobpiBgnq6

観光を終えて、川沿いの道をぶらぶらを歩いていた中、見つけたのがこのお店

香水のお店ですが、中には小さな香水の博物館や、おしゃれなパティオ(中庭)もある、買うだけではなく見ることも楽しめるお店です。もちろん入るのは無料。友人は、ここの香水店で炊かれている匂いが素敵すぎる!と言っていました。

ちなみに、ここにあった球体の中に入っている匂いを当てるゲーム、めっちゃ楽しかったです。

とても素敵なお店でした!日本からきた方などは、お土産などにもよさそうです。

伝統菓子を食べに Casa Ysla 1897 Piononos
Casa Ysla 1897 Piononos Granada - Google 検索

結構歩いたね、ということで休憩がてらグラナダで有名な伝統菓子を食べにこちらのカフェに入りました。

お菓子の名前は、Pionono(ピオノノ)といって、こちらのお店がとても有名ということで、実際に食べてみました。確か1.8ユーロぐらいだったと思います。お安い

うーん、そこまで美味しい!という感じではないんですが、日本の伝統菓子に通ずるようなお味。ちょっと甘めかな?飲み物とセットで食べる前提な印象を受けました。

こちらのお菓子、私にはハマりませんでしたが、このお店はとても素敵な雰囲気でした。売っているお菓子もお安いし、飲み物も結構安かったです。イートインもテイクアウトもできる模様。

夢の景色 サン・ニコラス広場
https://maps.app.goo.gl/3R9Z9RxA9egbJ4bR7

だんだんと暗くなっていき、夕暮れ時。この夕暮れとアルハンブラを見るのに一番最適な場所である、サン・ニコラス広場に足を運びました。

バスで行くと、もうすでにそこには多数の人が!ちょうどこの日は日の入りが18時半ごろだったと思うのですが、30分前に行っても多くの人が、夕暮れ時のアルハンブラ宮殿を求めて集っていました。

バスキングしている方もいたり、各々にこの景色を楽しんでいる光景は本当に素敵でした。

そして、やっぱりアルハンブラ宮殿。方角的に夕日とアルハンブラを同時に写真に納めることは難しいですが、夕日を浴び色づくアルハンブラは、 日中とはまた違った雰囲気に。広場の際に座って、眺めるのは至福の時でした。

実は、私はここから撮影されたアルハンブラと雪化粧された山脈の写真を見て、「いつかここに行ってみたい!」と思っていたので、その夢が叶った瞬間でもありました。

夕日が沈み切ったあと、この広場にある教会に足を運びました。

教会には展望台があり、入場は3ユーロ。せっかくだし入ってみるか、と上がった先には、さらに素晴らしい景色が…!

ライトアップされたアルハンブラ。広場は人があふれていて、なかなか撮影が難しかったのですが、教会は人がそこまでおらずとてもよい場所でした。ここは、本当におすすめ!

この展望台で、グラナダご出身のお父様に出会い、いろいろお話しできたのも素敵な時間でした。彼は、グラナダ出身で、趣味でカメラもやっていたり、素敵な写真をたくさん撮影されていました。

そんな生粋の地元人から、いろいろとおすすめを教えていただき、向かったレストランがこちら

Bar La Riviera
https://maps.app.goo.gl/mRSfnmUqZUoFhTsY9

グラナダのタパス文化は、飲み物を1つ頼むとタパスが無料でついてくるという感じで、このお店も同じように飲み物を頼めばタパスがついてきます。

このお店、とーにかく安かったです!しかも美味しい!すごすぎる。

飲み物は1杯2.5ユーロ。つまり2杯飲んでも5ユーロ。それにしかも無料タパスが付いてくる。

メニュー表には、タパスは1テーブル3つまでと書かれていましたが、友人と合わせて4つの飲み物・タパスを堪能させてもらいました。それでも10ユーロ、驚愕の安さ…!日本でもこんなことないでしょ!?とびっくり。

ご飯もちゃんと美味しいです。タコの揚げたものや、コロッケなどもしっかり美味しくいただけました。このお店が近くにあったら毎日通いたい…

めちゃくちゃおすすめのお店です。

一旦ここまでで、3日目は終了。4日目はついに、アルハンブラ宮殿へ向かいます!

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